愛新覚羅

さてと・・・・何となく清王朝の時代の話？？？
記憶は３０年くらい前だから間違っていたらご免なさい
歴史上から見たら
「モンゴル系の王朝を漢民族が倒した」・・そんな事だよね
本来の清王朝はもっと強い筈なんだけど
弱体化した原因は大きく分けて二つ
一つは宦官の力が強くなって皇帝が傀儡になった事
もう一つは列強の圧力

宦官は本来は皇帝を補佐する中性の男
権力に野心を抱かない様に、おちんちんを切ってしまった男達
男性ホルモン不足？だからヒステリー気味
最後の頃にはチンチンを切らないで宦官になる男が普通になった
それほど宦官は儲かる商売？？
一例を挙げるなら、皇帝の食事は２０メートルくらいのテーブルに満載
それを選んで食べるのだけど、末期には目の前の品だけ食べさせる
残りは、何度も使って腐っている物が並んでた・・・
食費までごまかして自分のポケットに入れていたんでだ
賄賂の巣窟だった宦官

そして外的にはイギリスの攻勢
中国の金を目当てに輸出産業・・・でも輸出する物が無い
だからアヘンを輸出して金を搾取していく
これではいけないと李鴻章らがアヘン戦争でアヘンを焼く
でも負けて莫大な賠償金を取られる・・・・そんな時代
これで一気に財政困難になったけどね

政治抗争で皇帝が死ぬと（一説には暗殺）溥儀が３歳で皇帝になる
これがラストエンペラーの宣統帝・溥儀
たった３歳で母親から無理矢理に引き離されたからマザコンの固まり
そして閉鎖された社会だから・・・
若干ホモ気味になったと推察されてる

清王朝が倒れると上海に行って復活を待つ
この溥儀をどこが手に入れるか、イギリス・ロシア・日本が暗躍
そして、日本が手に入れることになる
まあ、同じ東洋の人間を信用したと言う事だよね
天皇家と縁戚関係？を結び天皇を兄と称するように軍部が画策

当時は日本も日清・日露戦争に勝って領地拡大策
そこで満州に目を付けた
ここに満州帝国を作って日本の植民地化を推進
溥儀が皇帝になって満州帝国の建設・・・どこも認めてなかったけど

満州はだから右翼や軍部が沢山暗躍する
右翼では、関東大震災で朝鮮人を大量虐殺した甘粕大尉や川島浪速
軍部では石原大佐が有名
川島芳子は愛新覚羅一族だったけど、川島浪速が養子にした
彼女は気位も高い女で不思議な魅力があったと言う
これは前に書いたから良いかな？

溥儀は満州帝国の主になったけど・・日本の傀儡
何も実権を持ってないし・・・周囲に優秀な人も居なかった
そこで男色にふけていったと言われている
王女はアヘンと男に明け暮れていたと書かれているけど・・・知らない
あまり下半身の話をしてもね

戦後、中国共産党に捕まって思想改造に入る
中国は当初、銃殺にしようとした
でも、元皇帝が自己批判をして一般市民となる
そのプロパガンダの方が有効と判断したんだ

戦後の彼は李淑賢と結婚して普通の家庭に入る
昔、テレビを見たら溥儀の様子が出ていた
中国の典型的な家に座っていた彼
激動する歴史の中の生き証人としては、あまりに小さな人物だった